ふわりと軽く 飄々と こんにちは風○りです😊
突然ですが皆さんは宇野千代さんをご存知ですか?
「私何だか死なないような気がするんですよ」と言う言葉が印象的な女流作家さん。
作家業以外にも着物デザイナーの顔も持っておられ今で言う、マルチな才能の持ち主。
私が初めて宇野千代さんを知ったのは著名人の生涯を紹介する番組だったと思います。
恋多き女性💕そう言うと素敵に聞こえますが、惚れやすく自分に正直で次の相手が見つかると今の相手は置いて、新しい相手の元にすぐに行ってしまう人。周りの目など考えない…。色んな意味で凄い人です😓
今の世情なら、きっと浮気で叩かれることでしよう…。もちろん当時もマスコミや世間からはバッシングを受けていたみたいですが、そんなことはものともせず自分らしさを貫かれた人。でも本当はやっぱり気にしていたのかな…?
宇野千代さんの生涯を知り、悪いと言われることでも時代・世情が変わったり、行き着くところまで登り詰めれば賞賛されることになる。そんな感想を持ったのを覚えています。
一般的に悪と言われていることも、状況が変われば善になる。逆に善だって悪に変わる。人間の善悪の移ろいやすさ。
戦争中なら人を殺しても英雄と呼ばれ、平和な時なら人を殺したら罪人になる。行為は同じでも状況によって随分変わってくる…。
そんな移ろいやすい世の中で自分を通すことができる強さ。純粋に憧れます。
そしてどんな状況でも楽しんで生きていく。
この本ではなかったかも💦(宇野千代さんの本は何冊か読んでいるので)戦時中の暮らしについての話。「どんなに辛い状況にあってもずっと悲しんでいたわけではない。恋もしたし、笑うこともあった」この話を読んだ時、少し衝撃でした。
戦争=みんなずっと暗い顔で過ごしていた。
勝手にそう思い込んでいました。確かに24時間ずっと泣いたり、笑い続けたりすることはできません。
どんなに辛い状況にあっても、人間はその時を謳歌して過ごす才能を持っている☺️
戦時中と言えば暗い話が圧倒的に多いですが、こう言う笑いや恋について聞くと逆にリアルにその人達が生きていた時間を感じることができました。
もちろん辛さがあるからこそ、小さな喜びや希望がある。考えてみると片方だけと言うのは変ですよね。
どんな時でも楽しむことができた人が勝ち♪
家に籠ることが多くなったこの時世だからこそ見習いたいところです。この本には今ある幸せを見つけるヒントがたくさん詰まっていました☺️
増え続ける感染者。こんな時だからこそ今ある幸せを探してみてはいかがでしょうか?
1日も早いコロナの収束を願って🍀
みんなに 良い風が 吹くといいな🌈
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