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意外と知らない漢方薬の世界🌿

 

ふわりと軽く 飄々と こんにちは風◯りです☺️皆さまいかがお過ごしでしょうか?

さて皆さんは『漢方薬』と聞いて何を想像しますか?

中国・草・飲みにくい・匂いが独特・まずい…などなど。

飲んだことがある人もない人も、今日は『漢方薬』の紹介になります😊

まず最初に『漢方薬』は日本で独自に発展したもので、中国で売られている薬とは別物になります。※同じ生薬は使われています。

なぜか日本人は『漢方』と聞くと『中国!』と連想してしまいがち😅

そう聞いて『違うの❓え⁉️』と思った人もいるのではないでしょうか😊私もその事実を知った時はびっくりしました😳

そもそも中国で売られている薬は『漢方薬』とは呼ばず、『中薬』と呼ばれるそうです。

では『漢方薬』と『中薬』では何が違うのか❓

(※国内では中薬も漢方薬と呼ばれていることもあります)

漢方薬』は中国から日本に伝来してきた後、色んな生薬を組み合わせ日本人好みに(体質・症状に合うように)調合して作られ、それぞれが独立した薬(単体)となります☺️

漢方薬』に対して『中薬』は、中医学に基づき『証(診断)』を立てその場で生薬を調合して作成。完全オーダーメイド✨

使用する生薬が『漢方薬』と重なる部分もありますが、基本は完全オーダーメイドになります🌿

中国の薬局の映像で下の写真のようなものを見たことはありませんか?

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店内に並んだ沢山の瓶、その中には怪しいものが😨瓶の中身は全部生薬です。患者に必要な生薬をその中から取り出して調合します。

漢方薬』の場合は症状を聞いてすでに出来上がっている薬を処方します。体質・年齢・性別などは加味されません。

『風邪と言えば葛根湯』こんな感じです。

同じように『葛根湯』が処方されるにしても『中薬』なら『葛根+体質などに合わせた他の生薬』となります。

どっちが効きそうですか?😅

さて日本では『イライラする・怒りっぽい』と言うとすぐに『抑肝散(よくかんさん)』が処方されるようで…。

『抑肝散』読んで字の如く『抑→抑える』『肝→東洋医学では肝臓は怒りを司ります』『散→粉薬』よくできた名前だと思いませんか?😊

でもここで問題が、東洋医学では『肝』は『春』も表します。

『春』のイメージ。冬の間に貯めこんだエネルギーを解き放つ✨要するにエネルギーに満ちている感じになります😅

子育て中でイライラするママなんかにはよく効くようです(※個人差があります)が、高齢者で怒りっぽい人には…😓失礼だけどエネルギーが有り余っているようには思えない💦

高齢者の家族などから『抑肝散飲んでるのに全然変わらない』とよく聞きます😅

昔小児科の先生が『お母さん、抑肝散飲んでるの?じゃあ飲む時に少し子供に飲ませればいい(疳の虫が治るから)』😳

次の診察の時、子供が静かになったと喜んでいました😅※基本子供に勝手に投薬するのはダメです!副作用が強く出たり危険な行為。絶対に真似しないでください。

日本ももう少し東洋医学に沿った処方になれば良いのになぁ〜と密かに思っています。

漢方薬を購入される人はぜひネットなどで自分で調べてから薬剤師さんに相談して購入されることをオススメします。

今の時代ネットを使えばいくらでも欲しい情報が出てきます。調べる際は一つだけの情報を鵜呑みにせず、いくつかの情報を比較検討することが大事✨

そして最終判断の結果は自己責任になることをお忘れなく😊

自分の身を守るツールは多ければ多いほど良い❗️体調を崩した時や健康維持の為のツールの一つとして『漢方薬』もオススメです。

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漢方薬』や『中薬』では意外な食材も生薬になります。生姜・紫蘇・葱・菊など😊

まだ落ち着かない感染症に世界情勢…1日も早く平穏な日々が訪れますように🍀
みんなに 良い風が 吹くといいな🌈


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